超音波検査

不妊検査の方法はいろいろありますが、どういう検査でも身体に何らかの負担がかかります。
ただでさえ不妊症という厳しい状況にある時に、ナイーブな部分を検査するとなれば、心身共にかなり辛いですね。
そのために検査を嫌がっている人も、ずいぶんいるようです。

しかし、各種の検査は不妊治療を進めるためにはどうしても必要です。
状況を把握しなければ治療の使用がありませんからね。
「超音波検査」は、そういう意味では非常に負担が軽い検査です。

超音波検査というは、良くエコーと呼ばれています。
妊娠した後にお腹の中の様子を見るのにも利用します。
小さい赤ちゃんの手足が見える写真を見たことがあると思います。
あれは身体の中を見ているわけではなくて、身体の外から超音波を当てて写真を取っているわけです。

超音波は、全くと言っていいほど身体に影響を与えません。
ただ検査前に2リットル程度の水を飲んでおく必要があります。
これも、それほど大きな負担にはなりません。
超音波検査は精度も高く、不妊治療を行うには欠かす事のできない検査です。
子宮や卵巣内のある程度の様子、あるいは腫瘍や形状異常などを調べる事ができます。

この超音波検査と同時に「経膣法」という検査を行うケースもあります。
これは、棒状のプロープという器具を膣口に入れて、内側から中の様子を調べる方法です。
超音波断層画面をモニターで確認しながら検査するので、かなり精度の高い検査ができます。

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卵管疎通検査・卵管通気検査

卵管や卵巣は、妊娠にとって非常に重要な役割を担っています。
重要な器官なので、不妊の原因となる事も多いのです。
特に卵管は卵子と精子が出会い、受精卵もここを通って行きます。
つまり、卵管は妊娠という大変な作業の最初の舞台となるわけですね。

このように妊娠にとって非常に重要な卵管ですが、卵管は非常にデリケートな器官であり異常が起こりやすい場所でもあります。
ですから不妊治療の検査では、まず最初に卵管の検査を行います。

卵管の通りを確認する検査の総称を「卵管疎通検査」と言います。
具体的な主な検査として「子宮卵管造影法」と「卵管通気検査」があります。

「子宮卵管造影法」は、卵管に造影剤を入れてレントゲン撮影をする検査です。
この検査で卵管の状態がわかります。
卵管の閉塞や癒着、水腫などがないかの確認です。

「卵管通気検査」は、二酸化炭素(炭酸ガス)を使用した検査です。
ガスを子宮口から噴射し、子宮から卵管へと送ります。
そして送り込んだガスの圧力がどう変化していくかを見ていきます。
卵管に異常があると、正常な場合の圧力変化とは異なるので、すぐに問題ないかどうかがわかります。

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月経血培養検査

生殖器に何らかの菌が存在していて、それが不妊の原因となっているというケースがあります。
特に女性の場合は構造的に性器が菌に感染しやすいため、このようなケースが発生し易いようです。
そのための検査の中で「月経血培養検査」が有名です。

月経血培養検査というのは「結核菌」の有無を調べます。
結核というと、肺の病気と思いがちですが、肺に結核菌があると肺結核で、その他の器官も結核菌に感染します。
肺以外の器官に結核菌が感染すると、総称して「肺外結核」と呼びます。
そして、この肺外結核の中に、性器が結核菌に感染する「性器結核」も含まれます。

生殖器に結核菌がいると不妊の原因となります。
しかし、不妊治療をしっかりと行えば根治する事が可能です。
もし性器結核とわかったら、むしろ原因がはっきりしたので解決出来ると考えれば良いでしょう。

月経血培養検査の検査は、月経中に経血を採取し、結核菌の有無を調べます。
採取した経血は菌の培養だけで数十時間かかります。
検査結果がわかるまでには1-2ヶ月くらいかかります。

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子宮鏡検査と子宮卵管造影

不妊検査には多くの種類があり、特に女性の不妊検査の種類は多いです。
その中には子宮を検査するものが複数あります。
子宮は、当然ですが、妊娠から出産まで、最も重要な器官のひとつです。
ここに異常があれば当然不妊症の原因となる可能性が高いために、不妊治療を行う上での重大なポイントとなるでしょう。

主な子宮の検査には、「子宮鏡検査」と「子宮卵管造影」があります。

子宮鏡検査
この検査は、子宮の内部を子宮鏡(子宮ファイバースコープ)を使って撮影するというものです。
イメージとしては、胃カメラに近い検査、といえます。
子宮に器具を入れるというだけで怖いと思う人が多いかもしれませんが、子宮鏡は太さが3mm程度なので怖がる必要はありません。
ただ、中には痛みを覚える人もいるので、そういう時は鎮痛剤を使用する事もあります。

子宮鏡検査のメリットは、何といっても子宮内の様子を直接目で見ることが出来る点です。
不妊治療のためだけではなくて、ポリープ等や子宮体ガンの発見にもつながります。

子宮卵管造影
この検査は、子宮の内側や卵管などをレントゲン撮影するという方法です。
レントゲンなので、痛みを伴う検査ではありません。
胃のレントゲン撮影と同じように、バリウムなど、レントゲンに画像が移りやすくなるための「造影剤」という医薬品を飲みます。

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頸管粘液検査

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頸管粘液検査 排卵期に十分な量の質のよい頸管粘液が出ているか どうかを調べます。
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不妊の原因を調べるための検査には、色々な種類の方法があります。
「頸管粘液検査」という検査は、赴任検査の中でも代表的な検査です。

頸管粘液検査は排卵日が近くなると分泌される頸管粘液の量や質を調べる検査です。
頸管粘液が分泌されることによって、精子の移動がスムーズになります。
ですから、頸管粘液は排卵日には自然と分泌されるようになっています。
従って、この頸管粘液の量と質を検査する事で、おおよその排卵日がわかるし、妊娠しにくい身体かどうかもある程度わかります。

この検査は、不妊治療の検査としてだけではなく、単純に排卵日を知りたいという人のために行うケースもあります。

検査は頸管粘液を採取して行いますが、痛みも無く簡単に出来ますので、あまり身構える必要はありません。
頸管粘液には精子との相性のようなものがあって、この相性が悪いことによって不妊になることがあります。

しかし、気軽に行える検査ではありますが、精度の面で劣るというデメリットもあります。

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問診と診察

不妊症の検査を受ける病院が決まったら、すぐに検査を受けに行きましょう

不妊治療のための検査でまず最初に行われるのは問診です
病気やケガなどで病院を受診する場合と同じですね
状況や環境などを聞いた上で医師が不妊の疑いがあるかどうかを判断することになります

不妊検査の場合、基礎体温の記録があると診断がスムーズになります
基礎体温の記録を見ると排卵の有無がわかり、不妊症かどうかを確認できるためです
できれば自分で普段から基礎体温を測っておきましょう
排卵の有無を確認しておくと、妊娠するために大切な器官に異常がみられる場合も早くに気が付きます

問診は男性に対しても行われます
いわゆるインポテンツ等の確認ですね
恥ずかしいかもしれませんが、不妊治療の検査には非常に重要な事なので、必ず正直に答えるようにしましょう
また、同時にセックスレスかどうかに関しても問診を受けることになります
それも恥ずかしがらず、ありのままに答える様にしてください

これらの問診が終わって、肉体的な原因なのか精神的な原因なのかがある程度判明したら、次は診察という事になります
診察や検査は男女別々の方法になります
女性は様々な検査方法があるので、どのような検査をするのか医師によく聞いて理解しておくことが大切です

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不妊の検査

排卵日を考慮して、定期的に性行為を行っていれば、1年以内に妊娠する可能性は80%だそうです。
2年以内に妊娠する確率は90%だそうです。
つまり、1年目に妊娠しなかった人が、2年目で妊娠する確率はあまり高くはないという事です。

それが何を意味するのかというと、1年経過した時点で妊娠しない場合、かなりの確率で不妊症という事になります。

こういった事実がある以上、1年経っても妊娠しなかった場合は、不妊症かもしれないと疑い、病院で検査を受けた方が良いということです。
不妊の検査というと、なんだか恥ずかしい様な気がしてあまり行きたがらない人が多いようです。
しかしその後の不妊治療の効果を考えるとなるべく早く検査する方が良いと言えます。
不妊治療の効果を高めるためにも、なるべく早く検査をする方が望ましいでしょう。

検査を受けに行く場合は、女性だけではなくカップルで行く事が必要です。
理由は、不妊症の原因は男女両方にある可能性があるためです。

検査に行く病院は、不妊治療を積極的に行っているところを選ぶ事が一番良いと思います。
最寄りに不妊治療を専門に行っている医療機関があるかどうか探して、受診してみてください。

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二人目不妊症

一度自然に妊娠したら、もう不妊症とは無縁だ、という風に考えるのが一般的だと思います。
しかし、実はこれは誤りです。
一人目を無事に出産しても、二人目のときに不妊となる可能性は十分にあるからです。
この様な状態、つまり二人目を妊娠できない状況を「二人目不妊症」と言います。

二人目不妊症の原因は、主に2つあり、ひとつは「年齢」で、もうひとつは「精神面」です。
つまり、既に一度子を儲けているという事は、肉体的な問題はないという事です。
ですが、妊娠する確率というのは年齢によって変わってきます。
特に女性に関しては、35歳前後が境目となります。
一人目の子供を30代前半で産み、二人目を35歳前後で欲しい…という場合では、二人目不妊症になる可能性があると考えられます。
この様なケースでは、不妊治療による改善もなかなか難しくなってきます。

そしてもうひとつの精神面ですが、基本的には女性側の問題です。

一人目を出産して、育児に追われる中で疲労やストレスを抱えてしまう事もありますし、出産の経験で大きなトラウマを背負ってしまったり、あるいは仕事に復帰したことでストレスを抱えこんだり、という理由が多い様です。
一人目の子を儲けた事で、精神的には楽になると思われがちですが、実際にはこれらの様な要因が発生してしまうという事です。

他にも身体が原因で二人目不妊症になりこともあります。
一人目の出産の際にクラミジアなどに感染し、卵管が詰まる等の肉体的理由です。
この場合には、不妊治療によって改善することが可能です。

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女性側の原因

不妊症は男性側にも原因があるケースが多いのですが、やはりトータルで見ると、女性側に何らかの原因があることの方が多い様です。
ですから不妊治療も女性が受ける事が多いのですが、その主な原因は、卵巣や子宮等の器官です。

赤ちゃんができるプロセスというのは、男性の精子が女性の卵巣内の卵管にある卵子と出会って受精し、その受精卵が子宮の中の内膜に着床するという順になります。
ということは、この「精子」「卵巣」「卵管」「子宮」がすべて健常である事が、妊娠にとって必須の条件という事になります。
そのため、精子以外はすべて女性の器官ですから、当然不妊の原因は女性側のほうにあることが多くなるわけです。

女性側の不妊症の原因となる主な病名には、「排卵障害」「卵管障害」「子宮障害」等になります。
これらの病気の原因は、ストレスや疲れなど、精神的なものが多いと言われています。
多くの悩みを抱えている人は、ストレスも多いので、それが不妊症の原因となってしまっているのです。
そのため、不妊治療では精神面のケアを重点的に取り入れている病院も多く、心身ともに健康に過ごす事を強く奨励しているようです。

女性の場合、自分が妊娠するということで、不妊の際にはその責任を背負い込みがちです。
なかなか赤ちゃんが出来ないという事がさらにストレスとなり、悪化の要因となっています。
不妊は、男女双方の問題と考えて、二人で共有して負担を少なくする事が、不妊治療の第一歩と言えます。

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不妊症の原因

不妊治療を行っている女性は40万人以上にもいるそうです。
不妊症は、世の女性を悩ませ続けています。

不妊治療を行うには、当然ですが不妊の原因を突き止めることが重要です。
不妊症の原因は、かなり多くの種類があり、それが不妊治療の難しさともなっています。

不妊症であることがわかった場合、まず最初に確認しておくべき事は、「原因は女性側にあるのか、男性側にあるのか」という点です。
不妊症は必ずしも女性だけが原因とは限らず、男性側に原因があるケースもかなり多いのです。
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊症と見られるカップルの原因は、41%が女性にのみ原因があるケース、24%が男性にのみ原因があるケース、双方に原因がある確率は24%、だそうです。
つまり、不妊症で悩んでいるカップルのうちの半数は、男性側にも原因があるという事になります。

では、不妊症における男性側の原因というのは、どの様なケースが考えられるのでしょうか。
まず、最も多いのは精子に関するトラブルです。
男性の中には、精子を体内で生み出す事が出来なかったり極めて少ない精子しか生み出せないという人がいます。
これらは、「造精障害」「精路通過障害」「副性器障害」等といわれる病気です。
これらに当てはまる場合には、いくら性行為を繰り返しても女性が妊娠する可能性は非常に低いといえます。

また、疲労やストレスなどが原因でインポテンツになってしまうというケースもあり、これも不妊の原因となります。

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